お互いに一歩も譲らない夫婦

中立離婚アドバイザー山根です。

行政書士だけが知っている「となりの離婚白書」へ、ようこそ。

今回の事件簿は・・・

【お互いに一歩も譲らない夫婦】

夫29歳(会社員)、妻21歳(無職)。

婚姻3年目。別居中。

こども一人(3歳)。

早速、紐解いてみましょう・・・

「夫からの養育費が止まった」という主旨の御相談で、とても若いお母さんが事務所にお見えになりました。離婚はしていないものの、既に別居して1年が経過。別居原因は、夫の浮気。別居開始後、夫婦間の話合いで、毎月4万円を送金する約束だったようです。暫くは送金が続いたものの、ちょうど1年が経過したところでストップしてしまいました。若いご夫婦のため、それぞれの両親も現役世代で、夫婦と両親を合わせて6名で喧々諤々大騒ぎになっていました。

離婚もしていないのに養育費?という疑問はさておき、そもそもこの夫婦はどうしたいのか? ずっと別居なのか?離婚するのか?同居を再開するのか? 先ず初めに、夫婦それぞれに聞いてみました。するとどちらも「相手次第」との回答。自分の意思はどちらなのかと問うても、「分からない」と言います。

進行のしようがありませんので、ウチでは相談に応じられない旨をお伝えし、メンタルカウンセラーをご紹介してお引き取りを頂きました。

2ヶ月程してから、妻が相談を再開したいと連絡が入りました。カウンセリングは夫婦共に受けたようで、夫は「離婚する」、妻は「離婚しない」という気持ちになったそうです。

相手方を説得したいために行政書士は活用できないこと等を説明しましたが、それでも誰かに話を聞いて欲しいようでしたので、カウンセラーの延長?のようなヒアリングをすることになりました。

先ず、夫から気持ちをヒアリングしました。離婚するという気持ちの強さはどれ程なのか、固い決意なのか揺れ動いているのか、離婚したい理由は何なのか? 自分の気持ちを妻へどのように伝えて納得して貰いたいと考えているのか?・・・。当初は、交際している彼女さんと一緒だと楽しいという話に終始していました。当然ながら、それを妻へ伝えたところで何も解決しません。夫への宿題として、現在の環境(妻とこども一人)よりも彼女さんとの環境が勝っている点を、纏めてくることになりました。

宿題を整理するのに3週間程かかり、ようやく相談にお見えになりました。その中身は、「妻の両親からの干渉が激しく、自分がしっかりしないというプレッシャーを感じ続けていたので、それさえなければ妻とやり直しても良い」というものでした。宿題を考えている期間中に、交際中の彼女とも別れてしまったようです。

夫は、「これを言ったら絶対に離婚になる」と感じていたようで、答えが見つからないストレスから浮気へと走ってしまったようです。そして、それを伝えようと決心するまでに、更に1ヶ月も掛かりましたが、メンタルカウンセラーが、いい仕事をしてくれました。

夫婦と両親を含めた構図が見えてきたところで、対策としては、①夫婦間は円満継続とする、②それぞれの両親とは家族会議を経て夫婦に自由にやらせてみよう、と纏まりました。その後も妻の両親は不満タラタラでしたが、娘さんが円満希望なのだから・・・離婚を強要するようなことをしなくても・・・と、最後には承諾しました。

【中立離婚アドバイザーの回想録】

この事例の解決ポイントは、離婚だ!と大騒ぎをしていた原因にたどり着けたことです。メンタルカウンセラーのような専門家と連携して対応することが、解決の糸口になりました。

自分一人で、自分の気持ちを整理するのは難しいものです。離婚と円満は、180度方向が違いますから、難しい分岐点でした。

大騒ぎとなったこのケースは、その難しさを象徴していますが、最後には希望を見いだせたことが何よりの成果でした。

「信頼される中立な立場」が、お役に立てた事件でした。

行政書士という肩書きだけは、ここまでお話し頂くことはできなかったと思います。カウンセリングもできない行政書士に頼らざるを得なかったご夫婦に応えることができて安堵しています。

誰に相談するのか?

相談をする人とされる人の愛称も、結果に影響する大切な要素だ、ということを実感しました。

皆さんが専門家を選ぶときは、お試しの無料相談などを活用されることをお勧めします。

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最後までお読み頂きまして、ありがとうございました。

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